停電のとき、太陽光と蓄電池でできること・できないこと
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※絵は、しくみの説明です。
停電のときにできることを、
停電したとき、太陽光と蓄電池で何ができて、何ができないのか。太陽光だけの家と、蓄電池のある家に分けて、条件といっしょにまとめました。
先にお伝えします ―― このページには、機種ごとの数字を書いていません
- 一度に使える量や、使える時間は、機種・ためてある量・使う量・天気で変わります。ですから、このページには数字を書いていません。
- 切り替え方も機種で違うので、手順は書いていません。お手元の説明書で、ふだんから確かめておいてください。
- ソラヒカリは工事も販売もいたしません。メーカーや機種のおすすめもいたしません。
太陽光だけの家と蓄電池のある家では、夜が違います
夜のちがいは、
- 太陽光だけの家(絵の左)。多くの機種では、停電のとき使えるのは、日のあるあいだ、専用のコンセントだけです。夜は使えません。
- 蓄電池のある家(絵の右)。多くの機種で、ためた電気を夜にも使えます。使える時間は、ためた量・使う量・天気で変わります。
どれだけの量を、どれだけのあいだ使えるかは、ここでは言い切れません。下で、太陽光だけの家と蓄電池のある家に分けて、順に書きます。
太陽光だけの家で、停電のときにできること
自立運転とは
太陽光発電の多くの機種には、停電したときに「自立運転」に切り替えて、日が出ているあいだ電気を使えるようにする機能があります。この機能を持たない機種もあります。
切り替えは、手で操作する機種が多く、自動で切り替える設定を持つ機種もあります。操作のしかたは機種で違うので、お手元の説明書で、ふだんから確かめておいてください。
専用のコンセント
自立運転のあいだに使えるのは、多くの機種で、自立運転用の専用のコンセントだけです。
機種や置き場所によっては、そのコンセントを、別に工事で付ける必要があります。
夜と、曇りや雨の日
太陽光だけでは、夜は使えません。
曇りや雨の日、朝や夕方は、使える量が減り、途中で止まることがあります。
蓄電池のある家で、停電のときにできること
ためた電気を、夜に使う
蓄電池があれば、多くの機種で、ためた電気を夜にも使えます。使えるのは、ためてある量の分だけです。
国(資源エネルギー庁)も、蓄電池を、停電のときの非常用電源として使えると説明しています。
切り替わるまで、少しのあいだ止まる
蓄電池は、停電すると自動で切り替わる機種が多く、設定が要る機種もあります。
自動で切り替わる機種でも、切り替わるまで、少しのあいだ電気が止まります。どう切り替わるかは機種によります。
停電のあいだに、昼の光でためられるか
停電のあいだも、昼は太陽光でためながら使える機種があります。設定が要る機種もあり、できるかどうかは機種によります。
全負荷型と特定負荷型の違いと、使える量の上限
どこまで使えるかは、
全負荷型と特定負荷型
蓄電池には、停電のとき家全体に電気を送る「全負荷型」と、あらかじめ決めた回路だけに送る「特定負荷型」があります。どちらになるかは機種によります。
どちらが良いかは、このページでは書きません。どこまで生かすかは、工事の前に分電盤を見ながら決めます。
エアコン・IH・エコキュート
停電のとき、200V の機器(エアコン・IH・エコキュート)が使えるかは、機種によります。
エアコンや冷蔵庫のように、モーターで動く機器は、使えないことがあります。これも機種によります。お使いになりたい機器があるときは、工事の前に施工会社に聞いておいてください。
一度に使える量の上限
停電のとき、一度に使える量には上限があります。上限の値は機種で違うため、このページには書いていません。
停電のあいだと、停電が終わったあとに気をつけること
使う前に、
命にかかわる機器はつながない
医療機器など、命にかかわる機器はつながないでください。
壊れた設備や、水につかった設備に近づかない
壊れた太陽光の設備や、水につかった設備には近づかないでください。使う前に、感電の危険が無いかを確かめます。
使えないことがあるとき
災害で、電力会社などが危険と判断したときは、使えないことがあります。
停電が終わったら
停電が終わったら、通常の運転に戻す操作が要る機種があります。戻し忘れると、売電ができません。
戻し方も機種で違うので、お手元の説明書で確かめておいてください。
工事の前に、施工会社に聞いておきたいこと
2019年の台風15号のとき、太陽光の自立運転を使えなかった人の理由は「使い方が分からなかった」が多かった、と資源エネルギー庁の資料にあります。ですから、工事の前に聞いておきます。
- 自立運転の機能があるか
- 切り替えは手で操作するのか、自動なのか
- 専用のコンセントはどこに付くのか、別に工事が要るのか
- 全負荷型か特定負荷型か、どの回路を生かすのか
- 200V の機器が使えるか
- 一度に使える量の上限
- 停電のあいだに、昼の光でためられるか
- 使い方と、停電が終わったあとの戻し方を教えてもらえるか
会社に聞くことは、停電のときの使い方を教えてもらえるかにも書いています。
補助金のことは、太陽光と蓄電池の補助金にまとめています。
このページの書き方と、もとにした資料
このページに書いたことは、国の資料と、メーカーの公式の案内で確かめたものです。機種で違うことは「機種による」と書き、数字は書いていません。メーカーの名前は出していません。
- 資源エネルギー庁「停電時の住宅用太陽光発電パネルの自立運転機能について」(2026-09-25 に確かめ、2026-11-01 に再確認しました)
- 資源エネルギー庁 資料3「太陽光発電設備の自立運転機能の周知について」(2026-09-25 に確かめ、2026-11-01 に再確認しました)
- 資源エネルギー庁 エネこれ「知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~『蓄電池』は次世代エネルギーシステムの鍵」(2026-09-25 に確かめ、2026-11-01 に再確認しました)
- 資源エネルギー庁 エネこれ「あらためて学ぶ、『停電』の時にすべきこと・すべきでないこと」(2026-09-25 に確かめ、2026-11-01 に再確認しました)
なぜそうしているのか、数字をどこから取ってどう直すのかは、このサイトの決めごとにまとめています。